ロゴ 人に、車に、街にやさしい。

アレックス倶楽部>Geeドライブマップ
おすすめドライブコース
ドライブルート
那須高原は、いつだって遊び上手な家族を裏切らない。

多くの行楽地がオフシーズンを迎える冬、那須高原は一層魅力を増す。澄んだ大気は星空の観察や、高台からの眺望にうってつけだし、テーマを絞った多彩な美術館や個性的なショップでは、思わず時間を忘れてしまう。加えてスキー、温泉、アウトレットモールなどの楽しみ方も豊富だ。今回は、冬支度に入った高原ならではの自然の厳しさも垣間見つつ、大型SUV『ランドクルーザープラド』を駆って、東北自動車道を北上した。

Photo:Koji Ota Text:Nobuo Nakamura
取材協力:東京トヨタ勝島
Infomation
ランドクルーザー プラド TZ-G

"ランドクルーザー プラド TZ-G"
■駆動:4WD
■エンジン:4L 1GR-FE
■トランスミッション:5速オートマチック
■全長:4,760mm 全幅:1,885mm 全高:1,835mm 重量:2,180kg
■乗車定員:7名
■燃料消費率(10・15モード走行):8.2km/リットル
■最高出力〈ネット〉:203kW[276PS]/5,600r.p.m.
■最大トルク〈ネット〉:380N・m[38.8kgf・m]/4,400r.p.m.

トヨタ ランドクルーザープラドに関するお問い合せは
協和自動車まで
日本橋支店:03-3861-3311 江東支店:03-3682-7301

話題のスポットから行ってみたかったショップへ、アクティブな家族に快適な移動空間を提供するプラド。
 

  今回、ドライブの相棒となった車は、本格SUVでありながら大型サルーンに匹敵する乗り心地を誇る『ランドクルーザープラド』。街乗りからオフロードまで、あらゆる環境に対応できる“プラドならではの魅力”を最大限に感じるべく、ドライブコースには多彩な走行条件を期待できる冬の那須高原を訪れた。
  まず最初に目指したのは、通行料金が無料化したばかりの『ボルケーノハイウェイ』。大型SUVならではのスムーズなトルクと正確なパワーアシストが、ワインディングでも狙ったラインを外さない。上り坂での加速も、下り坂でのブレーキングも、正確で安定感は抜群だ。朝モヤの残った展望の駐車スペースに昇ってみれば、半円を描いた七色の虹が迎えてくれた。
  山道でのスポーツドライビングを楽んだ後は、中世ヨーロッパの教会を思わせる『那須ステンドグラス美術館』を目指す。ここは19∼20世紀にかけて欧米各国の工房で製作された、アンティークステンドグラスに彩られた空間。見上げる窓からは美しい採光が注ぎ込み、室内には“本物”だけがもつ荘厳さが漂っている。そんな積み重ねた技術と歴史だけが物語る説得力こそ、プラドと美術館に共通する魅力なのかもしれない。
  美術館の次に向かったのは、テーマを絞った商品構成が楽しい『キャンドルハウス シュシュ』。工房ではオリジナルのキャンドルづくりに挑戦できるほか、併設された『クリスマスタウン』では季節を問わずにクリスマスグッズを楽しむことができる。色とりどりのキャンドルを購入してショップの外に出れば、早くも高原の太陽は西に傾こうとしていた。

 

那須高原は、いつだって遊び上手な家族を裏切らない。

 

■那須ステンドグラス美術館

欧米から取り寄せたアンティークステンドグラスを実際に使用し、パイプオルガンの響きとともに荘厳な雰囲気を演出。静かに流れる賛美歌や心安らぐアロマの香りが、訪れる人を豊かな心持ちにさせる空間。

■営業時間/9:00∼17:00(4∼9月は18:00までの営業となります)
■定休日/年中無休

〒325-0302 栃木県那須郡那須町高久丙1790
TEL.0287-76-7111

■キャンドルハウス シュシュ
クリスマスタウン


手づくりキャンドルも体験できる、キャンドルの専門店。
アロマ、ブライダル、オーダーメイドほか、キャンドル用の導火線といった変わりダネや素材なども扱っている。2階には、クリスマスグッズの専門店を併設。

■営業時間/10:00〜18:00
■定休日/年中無休

〒325-0303 栃木県那須郡那須町高久乙796-234
TEL 0287-78-7060

オフシーズンの高原らしい優雅なディナーにも、凛とした冬の月が背景に昇っても、絵になるプラド。

 

  夕食は、焼きたてパンの店『ペニーレイン』に併設されたレストラン『イマジン』へ。カーナビに電話番号を入力すると、すぐに最短ルートが表示されるが、ここはちょっとだけ裏道に入ってみよう。そこには、未舗装の砂利道や雨にぬかるむ轍(わだち)が残っている。しかし、そんな悪路にもプラドの安定性は揺るがない。束の間のオフロードを楽しんだ先には、静かにビートルズの流れるレストラン『イマジン』が待っていた。
  店内のインテリアは重厚な木目調に統一され、素材にこだわった料理にはオーナーの“本物”に対するこだわりが感じられる。こうした歴史に彩られた空間を訪れても、自然に馴染んでしまうのがプラドの大きな魅力だ。
  旅の終わりに到着したのは、小川のせせらぎに囲まれたペンション『花奈里(カナリー)』。フルコースのフレンチディナーや貸し切り露天風呂も魅力だが、特筆したいのはオーナーがこだわり抜いた室内装飾と照明、音響設備の数々。大人の雰囲気に満ちたペンションを一歩でれば、澄み渡った冬の夜空には明るい月が昇っていた。

■イマジン・ペニーレイン

焼きたてパンと、グリル・シチューメニューが楽しめるアンティーク調の店内には、ビートルズに関わるグッズがいっぱい。ベーカリーで好きなパンを選び、カフェで思い思いのランチやティータイムを過ごすなど、自家製パンを使用したメニューがおすすめ。

■営業時間/8:00∼22:00(ラストオーダー21:00)

■定休日/年中無休
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本656-2
TEL 0287-76-1960

■花奈里(カナリー)

1993年オープン。那須岳・塩原連山を見渡せる総レンガ造りの洋館。緑の芝生と季節の花、小川のせせらぎに加え、上質な空間演出とおもてなしが印象的。評判の露天風呂とお食事のほか、充実した空間が宿泊客を迎える。

■チェックイン:15:00
■チェックアウト:10:00
■料金は1泊2食付きで1名様¥10,500から

〒325-0304 栃木県那須郡那須町高久甲5423-2
TEL 0287-78-3181

http://www.canarii.com/
 
快適性と走破性を高い次元で両立させたプラド。その高性能を包むのは、都心のビル街にも馴染むスタイリング。

   今回のドライブで活躍した車は、さらなる進化を遂げた本格SUV『ランドクルーザープラド』。モデルチェンジによる進化のポイントは、数々の電子/電気制御が洗練され、快適性と走破性を高次元で両立させたこと。上級車種には油圧可変スタビライザーを標準装備し、オンロード・オフロードを問わない快適な操縦性能を実現。さらに、4.0L全車には急勾配の運転に心強いアシストシステムが装備される。このほか上級車種には、オプションで砂地・がれき・モーグル・岩石路の4モードから駆動と制動を最適化できるセレクトシステム、世界初となる前後左右のマルチテレインモニターの搭載も可能だ。
   たとえば、スキー場までのアプローチで途中から凍結路面を登るときに、キャンプ地などでぬかるみを素早く脱出するために、プラドならではの先端機能が活躍する。高速運転では、従来モデル以上に風切り音やロードノイズなどを軽減。悪路での路面からの突き上げも、サスペンションとフレームが充分にショックを吸収してくれる。街乗りで買い出しをするときなどは、サードシートの自動格納による広大なカーゴスペースの出現が、大きな味方になるだろう。
   今回は、あらゆる走行条件を期待できる冬の那須高原を訪れたが、この新型プラドであれば都心から舗装の至らない山道まで、あらゆる条件で心強い相棒になってくれることは間違いない。

   
▲Geeトップページに戻る