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爽やかな海、新鮮な海の幸、美しい魚たち─。
初春の三浦半島は、海にまつわる魅力がたっぷり詰まった素敵なエリアです。
そんな三浦半島の海の魅力を満喫しに、新しくなったトヨタイプサムで出かけてみました。

本文中で色のついた部分をクリックすると情報が見られます
写真・太田耕二 撮影協力・東京トヨペット株式会社
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 10月にマイナーチェンジを施された2代目イプサムは、5ナンバーサイズだった初代に比べ、大幅に車格を高めて生まれ変わった。

 3ナンバーサイズになったことによる取り回しの悪さなどは全く感じさせず、コンパクトカーのようにキビキビと走ってくれる。街中を走っていても、まるで大型車に乗っている、という感覚がないのだ。「走る」「止まる」といった要素を軽快にこなすイプサムの印象は、とにかく「軽い」のだ。出来のよいコンパクトカーに乗っているかと錯覚してしまう。

 ドライバーも同乗者も快適に楽しめるミニバン。イプサムの質の高さは、ぜひ運転席で感じて欲しい。そう言わずにはいられない、トヨタの優等生である。

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トヨタイプサム 240s

本誌で使用したイプサムのグレードは「240s」です。イプサムにはこの他、非常にお買い得な「Gセレクション」など、多彩なグレード設定があります。
詳細は、協和自動車株式会社までお問い合わせください。 また、
トヨタ自動車株式会社のホームページでも、詳細をご覧いただくことができます。


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高速道路を使わない場合

高速道路を使わずに東京方面から三浦半島に向かう場合、国道1号線を横浜方面に下るのがよいでしょう。
また、今回は乗船してませんが、城ヶ島と京急油壺マリンパークは観光船で結ばれているため、どちらかに車を置いて船に乗り、徒歩で周辺を散策して、また船で戻ってくることも可能です。


京急油壺マリンパーク(Map1)
●9:00〜17:00(季節により異なる)
●年中無休(年末に休館日あり) P有
●046-881-6281(代)
ホームページへ

 今回イプサムで向かったのは、神奈川県の三浦半島。逗子や葉山の「マリーナ」エリア、横須賀の「軍港」エリア、三浦周辺の「漁港」エリアと、3つの顔の海浜地帯で知られる半島である。

 空気の澄んでいるこの時期は、美しい眺望に出会えるという率が非常に高い。運がよければ、西岸からは美しい富士山を望むこともできる。この時期のレジャーとして「穴場」的な魅力を持ったエリアが、この三浦半島という訳だ。首都高速道路(湾岸線)から横浜横須賀道路を経れば、わずか2時間足らず。東京周辺から日帰りで行けるのも、このエリアの大きな魅力なのである。

 横浜横須賀道路を降りて南へ向かい、三浦海岸沿いの県道を油壺方面へ向かう。「ホテル京急油壺 観潮荘」と並ぶ「京急油壺マリンパーク」は、世界中の珍しい魚や海の動物たちが飼育されており、イルカやアシカ、ペンギンといった動物たちが、可愛らしいショーを見せてくれる。

 数十種類もの魚が一斉に泳ぐ「大回遊水槽」の他、最近流行の「海洋深層水」を使ったメニューが楽しめるレストラン「Log Terrace」などの施設もあり、大人でも楽しめる。深海をテーマにした展示もあり、普段滅多に見ることのできない深海の世界には、思わず見入ってしまう。

マリンパークのペンギン
マリンパークには、ペンギンの他にも、2003年6月に生まれたばかりのアシカの赤ちゃんが飼育されています。また、イルカのショーや大迫力の回遊魚の水槽など、見どころがもりだくさんです。
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くろば亭(Map2)

●11:00〜15:00、17:00〜21:00(平日)/11:00〜21:00(土・日・祝日)
●水曜定休(祝日の場合は木曜日)P有
●TEL:046-882-5637
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 「京急油壺マリンパーク」を後にして、次の目的地へと向かう。「ホテル京急油壺 観潮荘」へは後ほど立ち寄ることにし、まずは腹ごしらえといきたいところだ。


 漁港沿いの道から細い路地に入ると、ひときわ目を引く看板を掲げた店がある。自他共に認める「マグロのマジシャン」こと山田芳央さんが腕を振るう「くろば亭」では、「マグロのカツレツ」、「マグロのクリームコロッケ」など、和洋折衷、さまざまな料理が並ぶ。季節限定のメニューまで含めれば、この誌面を使っても到底紹介しきれないだろう。それもそのはず。「マグロは捨てるところがない」が山田さんの哲学。加えて、種類豊富な地魚の数々も、メニューに花を添えているのだ。


 次々に運ばれてくる料理の数々は、どれも絶品の一言。「マグロの血合カルビ焼(\1,000)」や「おこげちゃんぽん(\1,300)」など、料理のバラエティもとても豊か。


 「マグロのマジシャン」の作品を心ゆくまで堪能したところで、海の幸の恵みに感謝しながら店を後にする。

マグロ料理の数々

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マグロの血合いカルビ焼(上)とタワー天丼(下)
季節によっては注文できないメニューもありますので、何度も足を運ぶことをお勧めします。店内には俳優やタレント・スポーツ選手などのサインが所狭しと飾られており、「くろば亭」の人気の高さを物語っています。

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城ヶ島周遊 快速観光船(Map3)
●油壺発9:30〜、城ヶ島発9:45〜 各1時間おきに出航(時間は季節により異なります)
●乗船料 \1,300(大人)特別室は\600(大人)増し
●不定休(1/10〜3/9まで休業)
●046-881-2667
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 たっぷりのマグロ料理で贅沢な昼食をいただいた後は、城ヶ島大橋を渡り、一路城ヶ島へと上陸する。ここでのお目当ては、島内に発着点のある観光船だ。この観光船で城ヶ島の周囲をぐるっと周回することができ、ちょっとした船遊びの気分を楽しむことができる。

 乗り場から船に乗り込み、2階の後部デッキに上がったところで船が出航する。船上から眺める水平線はとても美しく、風を切りながらの高速クルージングでは、カモメやウミウなどの海鳥を間近に眺めることもできる。
 心地よい海風に吹かれ、時折船体にはね上がる波しぶきを浴びながら、クルーザーのオーナーにでもなったかのような気分を味わえたクルーズも、20分ほどで終了。改めて「海に来たのだ」という実感が沸き立ったところで、再び陸に戻る。


 わずかな時間なので、船酔いの心配もない。船体の前部から迫力あるクルージングが楽しめる特別室(別料金)も用意されているので、快適に船遊びを楽しみたいという方にもお勧めできる。この観光船で、海の魅力を存分に感じて欲しい。


 尚、城ヶ島の周遊コースの他、城ヶ島─油壺間を40分で結ぶ便もある。

停泊中の観光船
観光船に寄り添うカモメの群

観光船の後部デッキでは、観光船を追うように飛来する海鳥を間近で見ることができます。また、城ヶ島周遊コースでは、馬の背洞門城ヶ島灯台などの観光スポットを見ることができます。
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ホテル京急油壺 観潮荘(Map4)
●営業時間:11:00〜20:00
●入浴料 \1,000(大人)
●年中無休 P有
●TEL:046-881-5211
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魚藍亭のよこすか海軍カレー館(Map5)
●TEL:046-826-3830
●営業時間:11:30〜21:30
●年中無休(年末年始に休業日あり)Pあり

 船上で海風に当たり続けていると、意外なほど体が冷えていることに気づく。こんな時は、日帰り温泉やスパでのんびりしていくに限るというものだ。そんなことを考えながら「ホテル京急油壺 観潮荘」へと舞い戻る。


 中に入ってみると、岩風呂の他に樽風呂や足湯、竹炭の浴場などバリエーションの多さに驚かされる。加えて、サウナなどの設備も整っており、人気の理由が伺える。
 岩風呂や樽風呂からは海も見えるので、天気のよい日は最高のオーシャンビューを楽しむことができるのもうれしい限りだ。岩風呂と寝湯、足湯には、ミネラルをたっぷり含んだ海洋深層水が使われており、肌の保湿に高い効果をもたらしている。こんなところにも海の恵みがしっかりと生かされているという訳だ。


 温泉で体を温めたら、三浦半島巡りの締めとして横須賀へ向かう。横須賀には、日本のカレーライスの原点と言われる「横須賀海軍カレー」があるのだ。


 カレーというとインドから伝わったと思われがちだが、もともとは明治時代に旧日本海軍の「指南役」だったイギリス海軍が常食としていたものであり、それが海軍を通じて広く日本中に広まったものである。当時のレシピをもとに、当時の味を忠実に再現したのが「魚藍亭のよこすか海軍カレー館」である。
 カレーの種類は約20種類ほど。特に人気なのが、当時の味を再現した「よこすか海軍カレー(700円)」である。何とも懐かしく、シンプルな味わいのカレーは、洋食系のカレーショップなどではなかなか味わうことができない。


 海軍カレー館のレトロな雰囲気に包まれて、ホっとした気分で店を出ると、すでに夕暮れ。海にまつわる魅力がたくさん詰まった三浦半島の恵みにあらためて感謝しつつ、我々は帰路についた。

海洋深層水の露天風呂

気軽に利用できる日帰り入浴の他、宿泊プランもあります。写真の露天風呂からは海を眺めることができ、文字通りのオーシャンビューで温泉を楽しむことができます。
素朴な味わいが人気の「よこすか海軍カレー」


タマネギやジャガイモなどの素材を、小麦粉とカレー粉から作ったルーで煮込んだカレーは、とても素朴で、どこか懐かしい味がします。
テイクアウト用のレトルトカレーなども販売しているので、おみやげには最適です。

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