ロゴ 人に、車に、街にやさしい。

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完成度の高さと抜群のルックスで大好評を博しているトヨタWISH。
大人6人で快適な ドライブを楽しみたい。時には大きな荷物を載せ、
スムーズに走りたい。低燃費・低公害なマイカーが欲しい・・・。
そんな「望み」がかなう車・WISHで、川越周辺を散策してみました。

本文中で色のついた部分をクリックすると情報が見られます
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DRIVE MAP
写真・太田耕二 撮影協力・ネッツトヨタ東京株式会社
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 「安くて頑丈」という商用バンの発展形として、多人数で快適に移動できる「ミニバン」というジャンルが一般に認知されたのは、かれこれ9年も前になる。以来、爆発的な人気を博したこのジャンルに、トヨタが満を持して送り出したのがWISHである。

 ゆったりとくつろぐことのできる広々とした室内は、大人6人が乗車しても、決して狭苦しさを感じさせない。変速ショックのないSuper CVTを採用しているので、加速時はもちろん、減速時も余計なショックがなく、同乗者と一緒に快適なドライブを楽しむことができる。もちろん、CVT本来の特徴である「静かさ」と「燃費効率の高さ」もしっかりと実現されているので、移動中の車内は高級セダンのように静かで快適な空間に変貌する。

 取り回しが楽なので、川越のように狭い路地の多い街でも、スイスイと気持ちよく走れる。WISHは、まさにミニバンの完成形といった車だ。
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 今回、WISHで向かったのは、「小江戸」と呼ばれる観光地、川越である。東京のベッドタウンとして知られるこの街は、都心から日帰りで散策するには丁度いい。

 秋の訪れと共に静けさを取り戻す蔵の街並みは、ノスタルジックな気分に浸れる、この季節にうってつけの場所と言える。

 関越自動車道のほか、首都高速5号線からさいたま市周辺を経由していくこともできるので、車で出かける時は非常に便利だ。いずれのルートにせよ、都心から1時間程度でたどり着けるのが嬉しい。

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 高速を下りて市街へと向かう。最初の目的地は、多くの国宝や重要文化財が展示されている「喜多院」。
 本堂の他、東照宮や多宝塔などの荘厳な建造物が境内に軒を連ねる名所だ。
 売店脇の「五百羅漢」を訪ねると、そこには何とも不思議な光景が広がっていた。石を彫って作られた538体もの羅漢像が所狭しと並べられている様は実に厳粛だが、よく見ると、思わず笑ってしまうほどコミカルないでたちの像ばかりなのだ。
 巻物を掲げる羅漢、頬杖をついて談笑する羅漢、酒を酌みかわす羅漢など、彼らの豊かな表情を見ているだけで、思わず心が癒されてしまう。
喜多院の五百羅漢
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538体の羅漢像は皆非常に面白い表情をしており、見ているだけで飽きが来ない。
写真の羅漢像は、隣の羅漢と内緒話をしており、その微妙な表情は、ぜひ実際にご自身の目で見て、確かめてみることを強くお薦めしたい。
他にも、こんな羅漢たちが出迎えてくれる。

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 羅漢たちとの癒しのひとときに後ろ髪を引かれつつ、喜多院をあとにすると、タクシーのように市街を走り回っている昔ながらの人力車に遭遇。

 国内の厳格な環境基準を満たした「超-低排出ガス車」のWISHもエコカーとしての魅力は十分だが、「究極のエコカー」である人力車にはかなわない。

 坂のない川越の街並みを優雅に走る様子は、文明開化で花開いた大正時代にいるかのような錯覚さえ覚える。

 街中での乗車のほか、結婚式場への送迎も受けているそうなので、一生の記念にしたいカップルは、「川越陣力屋」へ問い合わせてほしい。
市街を走る人力車
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 色とりどりの飴菓子店が軒を連ねる「菓子屋横町」に到着、思わず軒先を覗いてみたくなるような店ばかりが並ぶこの一角で、おみやげを物色する。

 金太郎飴に代表される、複雑な模様の「組物」は、あまりの見事さに思わず口に入れるのをためらってしまうほどだ。「菊」や「朝顔」などの季節の花々や「みかん」をあしらった組物を含め、常時20種類以上の飴菓子を取り扱っている「玉力製菓」では、実際に組飴を作る様子を見学することができる。

 大正時代から続く老舗の飴をほおばりながら歩けば、それだけで得も言われぬ郷愁に浸れる。
「菓子屋横町」での1コマ
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 菓子屋横町周辺には、川越のランドマークとも言える「時の鐘」や、当時の外観そのままに保たれた「蔵造り」の建築物を堪能することができる。そんな一角を散策したら、「あぶり珈琲」で一休み。

 「あぶり」の香りが店中に広がる店内は、いつも地元の常連でにぎわっている。ご主人の林さんが自ら焙煎した豆は、常時10種類以上。チーズケーキやスコーンなども味わえるので、ちょっと歩き疲れたところで立ち寄るには最適のお店だ。
「あぶり珈琲」の店内
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店内に入ると、珈琲を焙煎する香ばしい香りが店中に広がっており、珈琲好きならその場にいるだけで安らぎを感じるほど。
店内は雰囲気が良いこともあり、つい長居してしまう。

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 川越はもともと川に囲まれた地形のため、昔から水運とうなぎで知られた街である。現在も多くのうなぎ屋が点在するが、中でも「いちのや」にはぜひとも立ち寄りたい名店である。ランチタイムには丁度いい時間帯だったので、迷わずいちのやの暖簾をくぐる。

 日本史に詳しい方でも、「天保3年創業」と聞いてもすぐにはピンと来ないだろう。1832年創業、今年で実に171年目である。そんな気の遠くなるような歴史を重ね、受け継がれてきた秘伝のタレで味わううな重は、まさに絶品の一言。

 そんなお店じゃ、さぞかし値段も張るのでは?という心配はご無用。うな重は¥2,300からなので、ランチタイムでも気軽に入れるのが嬉しい。
「いちのや」のうなぎ
落ち着いた佇まいの外観で絶品のうなぎが食べられる、地元でも評判の名店。
接待やデート、ちょっとした宴席にも利用できるのが嬉しい。
JR埼京線/東武東上線川越駅の東口「アトレ」内にも出店中。
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 国宝級のうなぎを堪能した後、再び「時の鐘」のエリアに戻って散策を続けてみた。すると、何気なく立ち寄った「太陽堂書店」の2階で、「ギャラリー蔵」という藍染めの展示販売を行っている店を発見。

 全国10数名のアーチストが染め上げた、服飾やインテリアを中心とした数百点の作品は、すべて販売されている。

 「洗い方さえ気を付ければ、藍染めの商品はいつまでもご愛用いただけるのでお値打ちですよ」と店主の平岩さん。

「ギャラリー 蔵」店内
取り扱う商品は、服飾が大半を占める。
ちょっとした小物類なども扱っており、1つ1つが見事な色に染められた逸品ばかり。
入口の階段がとても急なので注意。
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 市街を歩き回り、川越の魅力を堪能した頃には、陽も傾きはじめた。夕食を取るために郊外に向かう。お目当ては「小江戸ブルワリー」の地ビール。

 「小江戸ブルワリー」では、川越名物のサツマイモを原料にした発泡酒「サツマイモラガー」など、多彩なビール・発泡酒を扱っており、ジャーマンポテトなどの本格ドイツ料理と一緒に楽しめる。

 ビールをテイクアウトして帰途につく頃には、爽やかな秋の空は満点の星空へと変わっていた。秋の夜風を浴び、ノスタルジーの余韻に浸りつつ、我々は川越を後にした。
「小江戸ブルワリー」店内
写真では分かりづらいが、奥のタンクで実際にビールや発泡酒を醸造しているので、直送の美味しさが楽しめる。
料理との相性も良く、本場ドイツのビヤホールのような雰囲気も最高。ビール好きなら是非一度は訪れたい。
(但し、ドライバーの飲酒は厳禁
テイクアウトのビールは、地方発送も承っている。

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トヨタWISH 2.0Z


本誌で使用したWISHのグレードは6シーター/3ナンバーサイズの「2.0Z」ですが、7シーター/5ナンバーサイズ車のグレード設定もあります。
詳細は、協和自動車株式会社またはトヨタ自動車株式会社のホームページまでお問い合わせください。

高速道路を使わない場合

高速道路を使わずに東京方面から川越に向かう場合、国道254号線を下るルートと(池袋方面からの場合)、国道16号線を下るルートがあります(八王子方面からの場合)。
また、川越市街は狭い路地もあり、休日は市街の渋滞も激しいため、今回のようなルートの場合、駐車場に車を置いて、徒歩で散策するといいでしょう。川越市役所の駐車場は、土日・祝日は無料で利用できます。


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五百羅漢(Map1)
拝観する場合、拝観寺務所で入場券を購入し、売店脇の入口から入場する。

●拝観はAM9:00〜PM4:00
●住所:川越市小仙波町1-20-1
●TEL:049-222-0859(拝観寺務所)


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川越陣力屋(Map2)
●住所:川越市連雀町11-5
●TEL:049-225-1015

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玉力製菓(Map3)

●住所:川越市元町2-7-7
●TEL:049-222-1386
●営業時間:AM10:00〜PM5:00
●毎週月曜定休


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あぶり珈琲(Map4)

●住所:川越市大手町15-8
●TEL:049-226-8556
●営業時間:AM11:00〜PM10:00
      AM11:00〜PM8:00(日/祝)
●毎週火曜定休
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いちのや(Map5)

●住所:川越市松江町1-18-10
●TEL:049-222-0354
●営業時間:AM11:30〜PM9:00
●年中無休


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ギャラリー蔵(Map6)

●住所:川越市幸町7-5
●TEL:049-222-1421
●営業時間:AM11:00〜PM7:00
●年中無休
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小江戸ブルワリー(Map7)

●住所:川越市福田59-1
●TEL:049-225-2808
●営業時間:AM11:00〜PM10:00
●毎週月曜定休

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