今回、WISHで向かったのは、「小江戸」と呼ばれる観光地、川越である。東京のベッドタウンとして知られるこの街は、都心から日帰りで散策するには丁度いい。 秋の訪れと共に静けさを取り戻す蔵の街並みは、ノスタルジックな気分に浸れる、この季節にうってつけの場所と言える。 関越自動車道のほか、首都高速5号線からさいたま市周辺を経由していくこともできるので、車で出かける時は非常に便利だ。いずれのルートにせよ、都心から1時間程度でたどり着けるのが嬉しい。
538体の羅漢像は皆非常に面白い表情をしており、見ているだけで飽きが来ない。 写真の羅漢像は、隣の羅漢と内緒話をしており、その微妙な表情は、ぜひ実際にご自身の目で見て、確かめてみることを強くお薦めしたい。 他にも、こんな羅漢たちが出迎えてくれる。
店内に入ると、珈琲を焙煎する香ばしい香りが店中に広がっており、珈琲好きならその場にいるだけで安らぎを感じるほど。 店内は雰囲気が良いこともあり、つい長居してしまう。
国宝級のうなぎを堪能した後、再び「時の鐘」のエリアに戻って散策を続けてみた。すると、何気なく立ち寄った「太陽堂書店」の2階で、「ギャラリー蔵」という藍染めの展示販売を行っている店を発見。 全国10数名のアーチストが染め上げた、服飾やインテリアを中心とした数百点の作品は、すべて販売されている。 「洗い方さえ気を付ければ、藍染めの商品はいつまでもご愛用いただけるのでお値打ちですよ」と店主の平岩さん。