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新世代ハイブリッド新型フィットで、自然と文化の調和する軽井沢を嗜む。 季節の移り変わりが、美しいリゾートへ

避暑地として有名な軽井沢だが、実は、季節ごとに魅力的な表情を見せる都心からもほど近い通年リゾートだ。
碓氷軽井沢ICを下り、ひと山超えれば、もうそこは別天地。都会の喧騒を離れておだやかな風が吹く。静かな通りを、新型フィット ハイブリッドがスムーズに駆ける。木立を抜ける小径にも、ゆったりとした時間が流れていた。

Photo:Koji Ohta Text:Nobuo Nakamura

Infomation ホンダ フィット ハイブリッド

"ホンダ フィット ハイブリッド"
■エンジン:1.5リッター 直4DOHC + モーター
■トランスミッション:7速デュアルクラッチトランスミッション
■全長:3,955mm 全幅:1,690mm 全高:1,525mm 重量:1,080kg
■燃料消費率(JC08モード走行):36.4km/L
■システム出力(ネット):101kw[137ps]

オフシーズンの優雅な時間が流れる軽井沢

  秋が訪れ、避暑を求めた別荘地の住人やバカンス目的の若者たちが去り、本来の落ち着きを取り戻していく軽井沢。美術館や名店を巡り、小径の散策を楽しむ、自然と文化が調和する軽井沢ならではの魅力を堪能するには、絶好の季節だ。

    目指したのは、塩沢湖を囲んでアミューズメントが並ぶ人気のスポット『軽井沢タリアセン』。中でも20世紀、パリを中心に活躍した作家、レイモン・ペイネの作品を展示した『ペイネ美術館』は見逃せないスポットだ。若い時分から老境に達するまで、妻への愛を表現し続けたペイネの作品や、彼の愛した画材・原画などに心があたたまる。

    すぐ近くには、ドイツのクラフトマンシップが息づく木製の玩具を集めた『エルツおもちゃ博物館』がある。館内にずらりと整列したユーモラスなミニチュアの人形たちは、いまにも動き出しそうだ。

    軽井沢には、かつてこの地を拓いた宣教師たちが伝えた、ジャムやハムなどの洋風の名産品が多い。旧軽井沢のメインストリートでは、旬の生果実を使った手づくりジャムの名店『沢屋』で季節のジャムを購入したい。軽井沢限定のフレーバーを使ったジュースやドレッシングなども多彩で、素材の味を堪能できる。

  目抜き通りの軽井沢銀座では、地元の伝統工芸“軽井沢彫り”の名店『シバザキ』に立ち寄ろう。ここは、かつて美智子妃殿下のロイヤルウェディングの際に、嫁入り道具のひとつとして手箱を調えたことで有名。自然木の素朴な風合いが、家具や工芸品に彩りを添える。

  原生する木や果実などの自然の恵みに、人が古くから受け継ぐ手づくりの技を加えることで培われた文化の数々。軽井沢の美しさはこの自然と文化の調和にある。

ホンダ フィット ハイブリッド

※写真は、いずれも特別な許可を得て撮影されています

ペイネ美術館ペイネ美術館

■ペイネ美術館(軽井沢タリアセン内)

〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町塩沢湖217
TEL 0267-46-6161

フランスの画家レイモン・ペイネ(1908-1999)の原画・リトグラフ・愛用の画材などを収蔵・展示する美術館。1986年にペイネ夫妻の立ち会いのもとに開館。建物は、著名な建築家であるアントニン・レーモンドのアトリエ「夏の家」で、貴重な文化遺産として認められている。

■開館時間/9:00〜17:00(12月・1月は10:00〜16:00)※休館日あり
■入館料(入園料含む)/大人900円 小人500円

公式HP
エルツおもちゃ博物館エルツおもちゃ博物館

■エルツおもちゃ博物館

〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉193
TEL 0267-48-2009

ドイツのチェコ国境付近にあるエルツ地方の代表的な工芸品、木工おもちゃを多数展示したミュージアム。職人によって生み出されるおもちゃは、300年以上の歴史を持ち、伝統工芸として世界的に高い評価を得ている。2014年1月13日までは、クリスマスをテーマにした企画展を開催。

■開館時間/9:30〜17:00(3〜11月)10:00〜16:00(12・1月) ※1・2月は冬期休館日あり
■入館料/大人600円 中・高生400円 小学生以下無料

公式HP
沢屋(新軽井沢店)沢屋(新軽井沢店)

■沢屋(新軽井沢店)

〒389-0104 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東1178
TEL 0267-42-8260

創業60年を数える手づくりジャム専門店。1つひとつ手作業で、スタッフがていねいに加工。外国産の加工原料や人工的な添加物などを用いず、信州の高原などで採れた国内産の高品質の果実と国産グラニュー糖のみで無添加・低糖度で仕上げている。

■営業時間/9:30〜18:30(夏期延長あり)
■定休日/無休

公式HP
軽井沢彫 シバザキ軽井沢彫 シバザキ

■軽井沢彫 シバザキ

〒389-0102長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢751-2
TEL 0267-42-2468

創業昭和22年、花のモチーフが特長的な伝統工芸“軽井沢彫”の専門店。店内には手彫りの手箱や手鏡、宝石箱やテーブルウェアなどの什器類が展示・販売されている。店頭では、軽井沢彫の実演を見学することも。家具のほとんどは一品モノで、希望にそったオーダーメイドができる。

■営業時間/9:00〜18:00(4〜12月)10:00〜17:00(1〜3月)

公式HP
ホンダ フィット ハイブリッド 人気の星野エリアで、秋の夜長を心ゆくまで。

  大正時代、北原白秋や与謝野晶子ら文豪や芸術家が集い、コミュニティが形成されていた軽井沢の一角が、今日では自然や文化を愛する人々が集う“小さな街”となった。それが、源泉掛け流しの露天風呂『星野温泉トンボの湯』からつながるモダンな温泉街『星野エリア』だ。

  宿泊先には、星野エリアにある『ホテルブレストンコート』をリザーブして、夕食までのひと時は14の個性豊かなお店が並ぶ『ハルニレテラス』で過ごすとしよう。おすすめは、軽井沢で生まれたコーヒー専門店『丸山珈琲』。素材の持ち味を生かした独自の焙煎コーヒーは、口当たりまろやかなやさしい味わいが特長で、店内の本棚には旅や料理をテーマにした書籍・雑誌が並び、時の流れを忘れてしまう。

  夜の帳が下りたら、森の中に佇むホテルのメインダイニング『ブレストンコート ユカワタン』へ。信州の新鮮な食材に、日本人シェフならではの感性と確かな技巧が加わり、感動のフレンチを生み出す。世界的な料理コンクールで表彰される総料理長「浜田統之」の味を求めて、ここでディナーを嗜むためだけに軽井沢を訪れる人も多いという。

  ディナーを終えたら、ホテルの部屋へ戻ろう。『ホテルブレストンコート』の特長は、各部屋が独立したコテージタイプのつくりになっていること。原生林を生かした敷地内には、大正10年から時を重ねる『軽井沢高原教会』があり、当時から変わらない軽井沢の林の中で静かに時を刻んでいる。

  コテージに戻る途中、ふと見上げた我々の頭上には、澄み切った夜空に無数の星が瞬いていた。

ホンダ フィット ハイブリッド ホンダ フィット ハイブリッド
軽井沢ホテルブレストンコート 軽井沢ホテルブレストンコート 軽井沢ホテルブレストンコート

■軽井沢ホテルブレストンコート

〒389-0195 長野県北佐久郡軽井沢町星野
TEL 0267-46-6200

多くの著名人や文化人に親しまれ、すでに50年近くの歴史を刻む「美食とおもてなしのリゾートホテル」。木立の中に佇む39の客室は、すべて独立したコテージタイプ。日常や雑念を忘れさせてくれる、白一色に包まれたデザインの「デザイナーズコテージ」や、客室ごとに開放的なテラスが備えられ、森の中での贅沢な滞在が体感できる「テラスヴィラ」などがある。

■チェックイン/15:00 ■チェックアウト/12:00
■料金/1泊朝食付 17500円〜

公式HP
星野温泉 トンボの湯 星野温泉 トンボの湯

■星野温泉 トンボの湯

〒389-0195 長野県北佐久郡軽井沢町星野
TEL 0267-44-3580

大正4年に開湯した歴史ある源泉かけ流しの日帰り湯。与謝野晶子や北原白秋など、文人墨客からも愛された。ろ過、循環を行わない天然温泉で、弱アルカリ性の湯は、肌がつるつるになる「美肌の湯」として知られる。広大で開放的な露天風呂も魅力。

■受付時間/10:00〜23:00(最終受付22:00)※8月は9:00〜
■料金/大人1,200円 子供700円(3才〜小学生)※G.W.および8月は特別料金

公式HP
ブレストンコート ユカワタン ブレストンコート ユカワタン

■ブレストンコート ユカワタン

〒389-0195 長野県北佐久郡軽井沢町星野
TEL 0267-46-6200(ホテルブレストンコート代表)

「水のジビエ」がコンセプトの、森の中の一軒家レストラン。総料理長は、2013年の「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」で、日本人として初の世界第3位に輝いた浜田統之。信州の豊かな食材を、日本人の感性で味わい深い料理に仕立てる彼の「ニッポンフレンチ」は、国内外に多くのファンを持ち、予約の取りにくいレストランに数えられる。

■営業時間 18:00〜20:30(L.O.)
■料金/ディナー 1名様18900円〜

公式HP
ハルニレテラス ハルニレテラス

■ハルニレテラス

〒389-0195長野県北佐久郡軽井沢町星野
TEL 0267-45-5853(ハルニレテラス)

原生のハルニレの樹と湯川に囲まれたウッドデッキのテラスに、こだわりの1 4 店舗が並ぶ。地元農園の野菜を味わうことができるレストランやスペシャルティ珈琲の専門店、輸入雑貨やアート作品を扱うショップなど、個性豊かでそれぞれが見逃せない。

■営業時間/8:00〜23:00(各店舗・季節によって異なる)

公式HP
カフェ&ブックス 丸山珈琲 カフェ&ブックス 丸山珈琲

■カフェ&ブックス 丸山珈琲

TEL 0267-31-0553

軽井沢に本店があり、全国のコーヒー通に愛される名店。ブックストアを併設し、本を手に取りながら、ゆったりとスペシャルティ珈琲が楽しめる。コーヒー豆、キッチンウェア、書籍も購入が可能。ハルニレテラス限定の「ハルニレテラスブレンド」はお土産にも最適。

■営業時間/8:00〜19:00(季節によって異なる)

公式HP
ホンダ フィット ハイブリッド 空前の高燃費とダイナミックな走りを両立。

  『白糸の滝』や、碓氷峠の『めがね橋』周辺など、軽井沢には勾配のきついワインディングロードも多い。今回、新型フィット ハイブリッドで駆け回り驚いたのは、少々の距離では燃料計が動かないこと。リッター36.4kmという脅威の高燃費を誇る新世代エコカーの特長は、我々の想像を超えていた。停止状態からの加速は鋭く、アクセルを踏み込めばグッと前に押し出されるようなモーターのトルクを感じることができ、すぐ直後にはエンジンが協調してスムーズに加速を続けていく。まるでスポーツカーのような爽快さは、これまでのエコカーとは一線を画す感覚だ。7速デュアルクラッチトランスミッションのギアチェンジのスムーズなレスポンスや、駆動系とドライブシャフトの直結感など、このクルマにはドライブを楽しくしてくれる要素が詰まっている。

  新型フィット ハイブリッドは、若者が最初に購入するエントリーカーとしても、走りやデザインに妥協しない大人が地球へのやさしさで選ぶエコカーとしても、満足できる新しいタイプのクルマといえるだろう。

 多くの文化人たちに愛された軽井沢で、自然と文化の調和する美しい景色を駆ける時、いま最も似合うクルマなのかもしれない。

ホンダ フィット ハイブリッドホンダ フィット ハイブリッド
   
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