"ホンダ フィット ハイブリッド"
■エンジン:1.5リッター 直4DOHC + モーター
■トランスミッション:7速デュアルクラッチトランスミッション
■全長:3,955mm 全幅:1,690mm 全高:1,525mm 重量:1,080kg
■燃料消費率(JC08モード走行):36.4km/L
■システム出力(ネット):101kw[137ps]
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秋が訪れ、避暑を求めた別荘地の住人やバカンス目的の若者たちが去り、本来の落ち着きを取り戻していく軽井沢。美術館や名店を巡り、小径の散策を楽しむ、自然と文化が調和する軽井沢ならではの魅力を堪能するには、絶好の季節だ。
目指したのは、塩沢湖を囲んでアミューズメントが並ぶ人気のスポット『軽井沢タリアセン』。中でも20世紀、パリを中心に活躍した作家、レイモン・ペイネの作品を展示した『ペイネ美術館』は見逃せないスポットだ。若い時分から老境に達するまで、妻への愛を表現し続けたペイネの作品や、彼の愛した画材・原画などに心があたたまる。
すぐ近くには、ドイツのクラフトマンシップが息づく木製の玩具を集めた『エルツおもちゃ博物館』がある。館内にずらりと整列したユーモラスなミニチュアの人形たちは、いまにも動き出しそうだ。
軽井沢には、かつてこの地を拓いた宣教師たちが伝えた、ジャムやハムなどの洋風の名産品が多い。旧軽井沢のメインストリートでは、旬の生果実を使った手づくりジャムの名店『沢屋』で季節のジャムを購入したい。軽井沢限定のフレーバーを使ったジュースやドレッシングなども多彩で、素材の味を堪能できる。
目抜き通りの軽井沢銀座では、地元の伝統工芸“軽井沢彫り”の名店『シバザキ』に立ち寄ろう。ここは、かつて美智子妃殿下のロイヤルウェディングの際に、嫁入り道具のひとつとして手箱を調えたことで有名。自然木の素朴な風合いが、家具や工芸品に彩りを添える。
原生する木や果実などの自然の恵みに、人が古くから受け継ぐ手づくりの技を加えることで培われた文化の数々。軽井沢の美しさはこの自然と文化の調和にある。 |
※写真は、いずれも特別な許可を得て撮影されています |