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個性的なミュージアムを訪れる旅へ 新型クラウンアスリートで巡る、箱根アートトリップ

新しい驚きがアートを進化させる。
センセーショナルなデビューを飾った第14代トヨタ・クラウン。
そのエモーショナルなフロントマスクから思い浮かんだのは、新しい感動を求めて進化する、アートの世界だった。国内でも有数のミュージアムが集まる箱根へ旅に出よう。

Photo:Koji Ohta Text:Nobuo Nakamura
Infomation
トヨタ クラウンアスリート

"トヨタ クラウンアスリート"
■エンジン:2.5リッター 直4DOHC + モーター
■トランスミッション:CVT
■全長:4,895mm 全幅:1,800mm 全高:1,450mm 重量:1,640kg
■燃料消費率(JC08モード走行):23.2km/L
■システム出力(ネット):162kw[220ps]

気分はパリ近郊のオーベルジュ 美しいエントランスにクラウンが映える トヨタ クラウンアスリート

※写真は、いずれも特別な許可を得て撮影されています

  今回のテーマは、アートを巡る旅。まずは、フランスのオーベルジュ※1へ向かう紳士淑女を気取って、日本における先駆的な存在『オーベルジュ オー・ミラドー』を目指した。
  東京からは、東名高速と小田原厚木道路を経て箱根湯本へ。そこから東海道に沿って大涌谷を抜け、芦ノ湖手前のオー・ミラドーまでは約2時間の行程だ。迎えてくれたのは、手入れの行き届いた前庭とエレガントにたたずむ洋館。オーナーシェフの勝又登氏が、この地にオー・ミラドーを開業して四半世紀が経つ。長きにわたって多くのファンから支持されてきた風格が、クラウンに重なる。
  ディナーは、期待を超える感動のひと時に。契約農園の無農薬野菜や相模・駿河の鮮魚、愛鷹牛などの贅沢な素材を一皿に仕上げる勝又氏の料理は、まさにアーティストの領域だ。完璧な作品にナイフとフォークを入れることに躊躇しつつ、ひと口ごとに至福の時間がもたらされた。

※1 郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストラン

オーベルジュ オー・ミラドー

■オーベルジュ オー・ミラドー

〒250-0522 足柄下郡箱根町元箱根159-15
TEL 0460-84-7229

60年代に欧州で修行したオーナーシェフの勝又登氏が、86年に開業した日本初のオーベルジュ。三島・広川農園の無農薬野菜、熱海や山梨の旬の果物、相模・駿河の2つの湾の鮮魚、芦ノ湖のニジマス、天城シャモ、愛鷹牛など、豊富な食材を集め、日本オーベルジュ協会の理事長も務める勝又氏が腕を振るう。宿泊はもちろん、エステやウェディングプランも好評。

■営業時間/昼食11:40〜 14:00(ラストオーダー) 
夕食 17:30〜21:00(ラストオーダー)
■年中無休

公式HP
※1 郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストラン
トヨタ クラウンアスリート 誰もが興奮! 優れたアートは自分の内なる感性と響き合う トヨタ クラウンアスリート

  オー・ミラドーに宿泊し、テラスで優雅な朝食を終えた我々は、クラウンのステアリングを握る。いよいよアート巡りのスタートだ。
  まず訪れたのは芦ノ湖の湖畔にある『箱根園』。ここには、まるで美術館に飾られた絵画のような赴きで、大水槽を泳ぐ色とりどりの魚たちを観賞できる水族館がある。晴れた日なら、丘の上の『富士芦ノ湖パノラマパーク』まで足を伸ばせば、眼下に広がる芦ノ湖と、その向こうにそびえる富士山を眺めることもできる。
  次に向かったのは『彫刻の森美術館』。広大な庭園に、近代から現代にかけての彫刻作品が120点ほど常設展示されている。アートと一緒に写真撮影のできる国内ではじめての野外美術館だ。ヘンリー・ムーアや岡本太郎などの巨匠をはじめとする作品群は、立つ位置を変えることで、さまざまな表情を見せてくれる。そして、ひとつの作品を離れると、自然の中から次の作品が現れる配置の妙が、アートとの距離を縮めてくれた。
  そうした散策を楽しみながらたどり着くのが、この美術館の最深部にある『ピカソ館』。陶芸作品を中心に、素描や版画など300点を超える作品が順次公開されている。世界有数のピカソ・コレクションにふれるうち、20世紀の巨匠が「創造と破壊」を繰り返して新しい美の価値を追求したことが伺えてきた。

箱根園

■箱根園

〒250-0522 足柄下郡箱根町元箱根139
TEL 0460-83-1151

海抜723m、日本で最も標高の高い場所にある海水の水族館をはじめ、さまざまな施設やホテルを複合した総合アミューズメント。水族館では、世界中の魚たち450種類32,000匹を鑑賞でき、絵画のような大水槽では魚の餌やりやサメとダンスといった海中ショーを楽しめる。また広大な敷地内にある丘の上には、富士山と芦ノ湖の景観が同時に楽しめる『富士芦ノ湖パノラマパーク』があり、こちらはドッグランとしても人気。

■営業時間/9:00〜17:00
■年中無休

公式HP
彫刻の森美術館

■彫刻の森美術館

〒250-0493 足柄下郡箱根町二ノ平1121
TEL 0460-82-1161

1969年に開館した、国内ではじめての野外美術館。緑豊かな庭園に、近・現代を代表する彫刻家の名作120点が常設展示されている。ピカソ館をはじめとする5つの室 内展示場も必見。ミュージアムショップでは、制作年順に並んで販売されているピカソ作品のポストカードをリコメンドしたい。

■営業時間/9:00〜17:00
■年中無休

公式HP
トヨタ クラウンアスリート 彫刻の森美術館
トヨタ クラウンアスリート 技術者や職人のこだわり磨き上げた技に感じるアート

  午後からは、日本初のヴェネチアン・グラス専門のミュージアム『箱根ガラスの森美術館』へ。ヴェネチアン・グラスとは、10世紀ごろから現代までに、アドリア海に面したヴェネチアで生産されたガラス製品の総称。コップや皿だけでなく、装身具からテーブル、鏡、シャンデリアに至るまで、多彩なガラス製品がつくられている。特にヴェネチア共和国が栄華を極めた15〜16世紀にかけては、美術工芸品としての完成度は極まり、ヨーロッパ中の貴族から愛された。
  陽光がすり抜けて七色に輝くクリスタルガラスのアーチ『光の回廊』を抜けて館内に入れば、そこは中世ヨーロッパの空気が色濃く漂う空間だ。展示された歴史的なヴェネチアン・グラス作品を鑑賞していくと、初期から興隆期にかけてのガラス職人たちが、いかに技を進化させてきたかが垣間見える。新しい技法を貪欲に探究し、それまで不可能だった表現を実現させていくアーティストの気概に圧倒された。
  旅の締めくくりは『星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ』。自筆の手紙や写真など、貴重な資料でサン=テグジュペリの生涯をたどりながら、ヨーロピアン・ガーデンを楽しめる癒しの空間だ。物語の最後の場面の言葉から名づけられたミュージアムショップ『五億の鈴』では、生活雑貨からステーショナリーまで、さまざまなオリジナルグッズを買うことができる。我々もアート巡りの旅にふさわしいお土産を購入して、帰途に着くことにしよう。

箱根ガラスの森美術館
箱根ガラスの森美術館

■箱根ガラスの森美術館

〒250-0631 足柄下郡箱根町仙石原940-48
TEL 0460-86-3111

日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館。ヨーロッパ中世の歴史的な作品から、現代のガラス作品まで多数を常設展示。緑豊かでマガモが生息する、中庭の庭園も見応えがある。ミュージアムショップでは、かまぼこの老舗『みのや吉兵衛』とコラボした新感覚のイタリアンテイストの練り製品『クリーマ di ミルフィオリ』が人気。

■営業時間/9:00〜17:30
■年中無休

公式HP
星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ

■星の王子さまミュージアム
箱根サン=テグジュペリ


〒250-0631 足柄下郡箱根町仙石原909
TEL 0460-86-3700

『星の王子さま』をテーマにした世界で唯一のミュージアム。国内最大級の星の王子さま専門のグッズショップ『五億の鈴』も必見。インテリアやアクセサリーなど、どれを購入しようか迷うだけでも楽しい。おすすめは、イラストがプリントされた牛革製のキーケース。1つひとつ手作業でつくられた独特の風合いが魅力。

■営業時間/9:00〜18:00
■年中無休

公式HP
トヨタ クラウンアスリート 星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ
トヨタ クラウンアスリートトヨタ クラウンアスリート 大胆なスタイリングとともに、中身も大幅に前進したクラウンアスリート

  今回の箱根ドライブでは、さまざまなアートにふれることができた。また大胆な挑戦と、それに挑む技量の蓄積が、感動を呼び起こすことも心に響いた。クラウンアスリートのアグレッシブなフロントマスクは、現状に甘んじることなく創造を続ける、このクルマのつくり手たちの意欲を感じさせる。クルマとしての完成度は先代でも十二分。ブランド力に至っては国内随一だ。それでも、新たなクラウン像を求めて挑戦する「破壊と創造」の精神が、クラウンにさらなる飛躍をもたらした。
  スペック面では、2.5リッター4気筒エンジンの採用と最新ハイブリッドシステムの投入で、23.2km/Lというコンパクトカー並のモード燃費を実現。それでいて、出力を大幅に向上させている。今回のドライブでも、高速道路での加速や高速クルージングではパワフルで快適に。箱根の厳しいアップダウンやワインディングロードでは、強力な低速トルクと引き締まった足回りで、スポーツカー顔負けのコーナリングを楽しむことができた。新型クラウンアスリートは、次世代のエグゼクティブサルーンを表現するために、熟練のつくり手によって磨き込まれたアートなのかもしれない。

トヨタ クラウンアスリート
アート巡りの合間に、立ち寄りたいおすすめスポット
純手打そば 喜楽荘

■純手打そば 喜楽荘

〒250-0408 足柄下郡箱根町強羅1300
TEL 0460-82-4465

国内産の最高級の蕎麦の実を石臼で挽き、全国から山葵、鰹節、昆布など、最上の逸品を集めて供される、純手打ち蕎麦の名店。信州の農家と契約栽培した辛味大根のしぼり汁につけて食べる蕎麦は、味わいも格別。

■営業時間/11:30〜品切れまで
■定休日/毎週火、第2・4月

公式HP
森の湯(箱根小涌園ユネッサン)

■森の湯(箱根小涌園ユネッサン)

〒250-0407 足柄下郡箱根町二ノ平1297
TEL 0460-82-4126

雄大な自然と溶け込んだ、露天風呂が自慢の『森の湯』。「檜風呂」や「箱根 陶器風呂」などの情緒あふれる温泉を楽しんだ後は、敷地内にある大正七年に男爵邸の別館として建てられた貴賓館『箱根茶寮 椿山荘』を訪れたい。庭園を愛でながら自慢の蕎麦懐石を楽しめるほか、お蔵を改造した美術館が併設され、日本画16点が常設展示されている。

■営業時間/11:00〜21:00

公式HP
   
   
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