ロゴ 人に、車に、街にやさしい。

アレックス倶楽部>Geeドライブマップ
おすすめドライブコース
ドライブルート
新しい時代の息吹を感じにアクアで開国の街、 伊豆下田へ

創刊101号を迎えた『Gee』の新たな船出の旅は、ニッポンに新しい時代を告げた街、伊豆下田へ。 ドライブの相棒は、こちらも次世代のクルマとして注目される世界で最も小型・軽量のハイブリッドカー「トヨタ アクア」。 最先端の環境技術による燃費性能とポップなスタイル、コンパクトなサイズは、これまでにないエコドライブを期待させる。

Photo:Koji Ohta Text:Nobuo Nakamura
Infomation
トヨタ アクア

"トヨタ アクア"
■エンジン:1.5リッター 直4DOHC + モーター
■トランスミッション:電気式無段変速機
■全長:3,995mm 全幅:1,695mm 全高:1,445mm 重量:1,080kg
■燃料消費率(10・15モード走行):37.0km/L
■システム出力(ネット):73kw[100ps]

活気づく街、新鮮な海産物。歴史ファンならずとも楽しめる下田

  東名高速を利用し、沼津インターから修善寺経由で下るルートを選択すると、都内から3時間ほどの距離にある下田。小田原から海沿いをのんびりと南下するルートも風光明媚で魅力的だが、半島の先端へ急ぐなら修善寺経由がオススメだ。

  下田に着いて、さっそく市街地へ向かう。最初に向かったのは市街地の南端にある「ペリーロード」。黒船でやってきたペリー提督が条約締結のために会場の了仙寺へ向かう際、行進をした川沿いの石畳の道。周囲にはなまこ壁や伊豆石造りの家並みが続き、往時の風情をしのばせる。
  下田は、県庁の所在地から商圏として独立し、地域の中核として活力を見せている街。「ペリーロード」から市街地の中心部へ進めば、地場の商店が軒を並べ、地元民の生活のための飲食店が数多く存在している。

  そんな市街地の中心にあって、地魚寿司の看板を掲げるのが「寿司竹」。ここで我々は昼食をとることにした。港町ならではの新鮮なネタを、職人の技で握る寿司の美味しさは絶品。5種10カンに玉子と汁物がついた「地魚寿司」は、なんと1500円!下田名物の金目鯛や西伊豆でしか捕れない貴重な赤海老など、季節に応じた旬の地ネタを楽しめる。大将との軽妙なやりとりに、つい時間を忘れて長居してしまう地元のお店だ。

海風を感じる、伊豆半島でリフレッシュドライブ

海風を感じる、伊豆半島でリフレッシュドライブ

ペリーロード

■ペリーロード

〒415-0023 下田市3
TEL 0558-22-1531(下田市観光協会)
日米下田条約の締結に向けて、ペリー提督が約300名の部下を引き連れて了仙寺に向かったとされる道。現在は平滑川の両脇、約500mが石畳の小径として整備されている。風情ある町並みに、クラシックなアンティークショップやカフェなどが並ぶ。

公式サイト

寿司竹

■寿司竹

〒415-0022 下田市2-4-6
TEL 0558-22-2026
下田港で水揚げされた新鮮な魚介類を中心に、旬のネタをお任せで握ってくれるリーズナブルな人気店。都内から訪れる常連客も多く、下田名物の金目鯛、西伊豆でしか食べられない貴重な赤海老、柔らかく甘いバショウイカなど、絶品が並ぶ。
■営業時間/11:30〜15:00 17:00〜23:00 ■定休日/木

公式サイト

海の風と遊覧船「サスケハナ号」に、開国当時をしのぶ

    新鮮な食事にすっかり元気をもらった我々は、商店街を抜け、数多くの漁船が係留される港を横目に「道の駅 開国下田みなと」へ向かった。下田港で水揚げされた多彩な海産物や、地元で製造された海鮮加工食品、さらに地元農家の生産した野菜や果物が販売されている。食事処に加えて観光案内所が充実しており、周辺の景勝地や散策ルート、名産品などを教えてもらうこともできる。
  近くの桟橋には、ペリー艦隊の黒船を模した遊覧船「サスケハナ号」が停泊。下田港を一周するクルージングに出航することが可能だ。「サスケハナ」とは、ペリー艦隊が最初に来日した際の旗艦の名称。海岸沿いの街並や湾内に浮かぶ寝姿山、ペリー艦隊投錨の地などを眺めながら下田の海風を感じ、開国という歴史の転換期に思いを馳せるのもいいかもしれない。
  夕刻には、今夜の宿泊地「下田大和館」へ。ここは全60室の客室に加えて、海岸線の絶景が広がる最上階の温泉まで、ALLオーシャンビューという下田を代表するリゾートホテル。波の音に包まれる温泉に入れば、ドライブと散策の疲れが癒されていくようだ。食事は、下田の海の幸をふんだんにつかった多彩なプランで期待を裏切らない。スタッフのホスピタリティも申し分なく、まさに最上のおもてなしが我々を迎えてくれた。
  下田には、たくさんの明るい笑顔が満ちている。街でふれ合ったお店のスタッフ、漁船を操る漁師の威勢、観光地で働く人々まで、誰もが下田を愛している。開国以来、こうした人々の前向きな気持ちが、時代を切り開いてきたのかもしれない。明日への活力を得た我々は、多くの出会いに感謝しながら下田を後にした。

■遊覧船 サスケハナ号

〒415-0000 下田市外ヶ岡19
TEL 0558-22-1151( 伊豆クルーズ)
ペリー艦隊の黒船を再現した遊覧船に乗って、開国の舞台となった下田港を約20分かけて一周。海岸沿いの街並や、湾内に浮かぶ寝姿山、ペリー艦隊の投錨した地など、景勝地と史跡をめぐるクルージングツアーに出航できる。

■運賃/大人1,000円 小人500円
※展望室(2階)は別途400円
■営業時間/9:00〜17:00( 出航は9:10〜16:00)

公式サイト

■開国下田みなと

〒415-0000 下田市外ヶ岡1-1
TEL 0558-25-3500
さまざまな地産品を展示販売するほか、伊豆漁協仲買人直営の回転寿しや食事処が充実。下田の歴史と自然を紹介する「ハーバーミュージアム」と、毎年下田で開催されるカジキ釣り大会を紹介する「JGFAかじきミュージアム」が併設されている。

公式サイト

街路ドライブで本領を発揮した、新時代のコンパクトカー

  今回のパートナー「トヨタ アクア」は、いまやエコカーの代名詞となったプリウスのDNAを受け継ぐ次世代ハイブリット。最先端の環境技術を搭載し、高速道路での高速運転や下田市街での度重なる発進・停止にもトータルの燃費は20km/Lを大きく超えた。※10・15モード値(Lグレード)
  高速道路では、ボディ合成の高さと静粛性にコンパクトカーとしての水準の高さを感じ、その後の修善寺から下田まで続くワインディングロードではスポーティな足回りを実感。エンジン+モーターの新感覚パワーで、山道を軽々と登った。下田市街では対向車とのすれ違いが困難なほどの狭い道にもめげず、クイックなレスポンスでストレスを感じさせない。深夜・早朝の街中ドライブでは、静かな電気モーターだけで走行できるEVモードで気遣うことなく走行できたことも記しておきたい。
  トヨタのスタンダードから生まれた新しいハイブリッドカー「アクア」は、101号を迎えたGeeの船出にふさわしいクルマだったといえる。

■ 福正本店
〒415-0021 下田市1-21-23
TEL 0558-27-0852
下田でも珍しい金目鯛の専門店として、粕漬け、味噌漬けなどの漁獲から製造・販売までを一貫する名店。金目鯛を具に混ぜたB級グルメ「金目コロッケ」がブレイク中で、店頭なら1個150円、お土産として冷凍パック6個入りを購入する観光客も多い。

■営業時間/9:00〜18:00
■定休日/火

■ 下田大和館

〒415-0028 下田市吉佐美2048
TEL 0558-22-1000
全国でも珍しい階段状に造られた建物で、全室オーシャンビュー。白砂が美しい「多々戸浜」と水平線を一望できる眺めは絶景。最上階には全幅82mのフロア全体を使用した大浴場があり、長く親しまれ続ける下田温泉の湯を楽しむことができる。

■チェックイン/15:00
■チェックアウト/11:00
■料金/1泊2食付き 1名様9,450円〜

公式サイト

   
▲Geeトップページに戻る